2017年12月12日(火) SRE-SET Automation Nightのイベントレポートです
普段から作業の効率化や自動化といったものには非常に興味を持っているので、ここで共有して頂く知見を社内でも展開できればなと思い参加しました
イベント概要
"2回以上やることはなんでも自動化されるべきだ" Adam Stone, CEO, D-Tools
SREとSETという役割は、インフラやQAなどソフトウェア開発において手動で操作されることが多い領域を自動化するためにGoogleで作られました。このMeetupは例えば下記のような、生産性とプロダクトの品質を向上するための自動化ハックを学習し、共有し、コラボレーションするためのものです。
- CI/CDを用いたプロダクトリリースの自動化に関する経験
- Ansibleなどを用いたDevOpsの自動化
- AppiumやSeleniumなどのUIオートメーションツールを使った第一印象
- テストの自動化ハックとアドバイス
- CircleCI, Travis, BitriseなどのクラウドCIサービスの経験
- SeleniumやSlackbotを用いた日次タスクの自動化
- どなたでも発表やLTしていただけますのでぜひご参加ください。
「Data processing, workflow and us ~How to manage automated jobs~」
- Time 19:40-19:55
- Speaker @syu_cream 氏
- Slide
概要
BigQueryにログをアップロードする部分の話と統計情報を解析するコンポーネントの話でした
メルカリさんでは以前はこのような構成でログをBigQueryに送っていたようです
※ fluentd
ただcronジョブが失敗しやすくなったので、digdagでジョブ管理をしているようです
※ digdag
統計情報解析の話
以前の構成は
そこから Cloud Dataflowを使っているそうです
※ Cloud Dataflow
- Cloud Dataflow - Stream & Batch Data Processing | Cloud Dataflow | Google Cloud
- Google Cloud Dataflow ってなんだ? - Qiita
※ scio
また apache airflowも試しているとこのことでした
※ apache airflow
apache airflowを使って以下のようなメリットがあったようです - ジョブとジョブの依存関係を管理出来る - データ・ソースの待機が出来る
「レビューのコストを削減するための施策」
- Time 19:55-20:10
- Speaker @tarappo 氏
概要
レビューのコストが課題としてあったそうです
非エンジニアのQAが作ったテスト観点のドキュメントのレビューコストを減らすという内容でした
レビューサポートツールとしてDangerを使い 文書チェックツールでtextlintを使っているそうです
※ Danger
- GitHub - danger/danger: 🚫 Stop saying "you forgot to …" in code review (in Ruby)
- Dangerで始めるPull Requestチェック自動化 - コネヒト開発者ブログ
※ textlint
- GitHub - textlint/textlint: The pluggable natural language linter for text and markdown.
- textlintで日本語の文章をチェックする | Web Scratch
「After Test Automation, 自動テスト後」
- Time 20:10-20:25
- Speaker @vbanthia 氏
- Slide
概要
モバイルのE2Eテストがflaky(テストが失敗する場合が色々ありすぎる)、実行環境による失敗等でメンテされずゴミ箱行きが多い
そのため、すべてを記録しましょう
※ flaky
flakyについては,このセッションも参照になる。[Your Tests Aren’t Flaky, You Are! | Richard Bradshaw] https://t.co/mm5u9QtGZy #automation_night
— Mark Ward (@mkwrd) December 12, 2017
記録する対象は
rspec_html_reporterでレポートを出力しているそうです
※ rspec_html_reporter
LT
「Magic Podの活用を具体的に考えてみた」
- Time 20:30-20:35
- Speaker 戸田広 氏
- Slide
「Prometheusを導入した話」
- Time 20:35-20:40
- Speaker 株式会社Nagisa 榎戸 氏
「セキュリティ強化のための自動化」
- Time 20:40-20:45
- Speaker @manabusakai (freee 株式会社) 氏
- Slide
「1人インフラ運用チームで、自動化の作業時間を確保するためにやっていること」
- Time 20:45-20:50
- Speaker 北野勝久( @katsuhisa__ )氏
- Slide
「TBD」Automation基盤の提供の仕方
- Time 20:50-20:55
- Speaker @tnir 氏
所感
第二回も開催するそうです#automation_night
— Yoshiki Ito/伊藤由貴 (@yoshikiito) December 12, 2017
第2回もあるそうなので、是非またいきたいです
Twitterハッシュタグ
#automation_night