スプリントゴールとは何か?
- スプリント期間に達成したい目標の概要(ビジネスの目的と価値を1,2文でまとめたもの)
- 実装、変更をする際の基準としてスプリントゴールを利用可能
- スプリントゴールの例:ECアプリケーション
- ショッピングカートの数量を追加、削除、更新する
- チェックアウトプロセスを開発する:注文の支払い、配送の選択、注文のギフトラッピング
なぜスプリントゴールを設定するのか?
- バックログアイテムは、作業可能なタスクとして記載されている為、単純にタスクをこなして完了条件さえ満たせばいいと考えてしまいがち
- 本当に達成したいことは、タスクの完了ではなくスプリントゴールで示す価値の提供である為、修正や判断が必要な時に方針とし、意思決定に柔軟性を持たせるため
- 1つの目標を共有し、チームが一致団結するため
- 個々のタスクをなぜ作るかを開発チームが知ることでモチベーションを高めるため
スプリントゴールがないことによる問題
- スプリントゴールが無い = 明確な判断基準が無い為、細かい調整や判断に時間がかかり、やがて集中力が途切れてしまう
- 開発チームが下請け扱いされているまたはビジネスに関心が薄い状態になる
どうやってスプリントゴールを設定するか?
いつ
- スプリントプランニングの最初
誰が
- プロダクトオーナー(PO)が決める
どうやって
- POが、現在のスプリントで製品の価値と有用性をどのように高めることができるかをチームに提案する
- チームは、スプリントの作業内容について話し合い、決定する
- チームはスプリントのスプリントゴールを作成する