スプリントレビューとは何か?
- プロダクトに対するフィードバックを得るために開くミーティング
なぜスプリントレビューをするのか?
- スクラムチームとステークホルダーで作業の結果をレビューし、振り返ることで、次に取り組むものをより価値の高いものにしていきたいから
- 作業結果に対して複数人による多面的なレビューで、特定の人の先入観や価値観、業務内容による偏りを避けたいから
どうやってスプリントレビューするのか?
いつ
- スプリントの最終日
誰が
- スクラムチーム
- ステークホルダー
どうやって
- プロダクトオーナー(PO)がステークホルダーをスプリントレビューに招待する
POが今回のレビューアジェンダについて説明する
- スプリントゴールの確認(参照: スプリントゴールについてまとめてみた - そういうこともある)
開発チームが今回のスプリントでのインクリメントのデモを実施する
- POが以下質問をスクラムチームとステークホルダーに投げかけフィードバックを受け取る
- 利害関係者は、デモの結果を気にいっているか
- 今でも顧客に受け入れられるか
- 重要な機能が不足していないか
- 不必要な機能を作成していないか
- コストをかけすぎていないか
- 現在のプロダクトバックログ(PBL)の確認
- POは、PBLのトップをステークホルダーに提示します。
スプリントレビューアンチパターン
- 開発チームがPOに向けて動くソフトウェアのデモをしている
- スプリントレビューで行うのではなく、スプリント期間中に、各アイテムが終わったらすぐにPOは受け入れ条件を確認し、OK/NGの判断をしないといけない
- スプリントレビューがPOによる検査受入の場になってしまうこと
- スプリントレビューがプロダクトの改善の場ではなく、粗さがしの場になってしまう