大規模サービス運営にはどんな技術力が必要か学べる | Web開発者のための大規模サービス技術入門 | 書評

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経緯

大量にトラフィックがある大規模サービスはどうやって運用していくのか、どうやって高パフォーマンスを保つのかについて学びたいと思い読みました

[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

大規模サービスで気をつけるのはI/O負荷をどうするか?

大規模サービスを運営していく上でI/O負荷をどうするか?が肝となってくるので、DBをどうやって扱うのかが本書の第2回〜第4回までに渡って書かれています

  • I/Oの負荷を軽減するにはOSのキャッシュをうまく使うこと
  • キャッシュに乗り切らない大容量データの場合にどうするのか?
  • どうやって分散するのか?
  • どうやってスケールさせるか?
  • インデッックスの運用はどうするか? が特に勉強になりました。

大規模サービスを運用していく上では

  • DBの工夫
  • OSの工夫

がそれぞれ必要で総合的に対応する必要があるということが学べました

その他

その他にも、データサイズが大きいデータをどう扱うか。スケーラビリティの確保に必要な考え方、冗長性の確保なども記載されており、幅広く知識をつけられます

[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ (WEB+DB PRESS plusシリーズ)